top of page
★ 13. LOV-Evil  愛の邪心

邪心でも 欲しい気持ちはピュアだから 

         殉じて 瞬時に 信じさせてよ」

 

◆第5チャクラ(スロート・チャクラ) ◆属性・火
◆対応するマントラ HAM ◆カラー 青

【イメージ】

今、不注意から起こるいさかいではなく
意図的に大きくなったダークな欲望が

むきだしになってしまっています。


独占欲、猜疑心、自分だけ好きなように

ふるまいたいという気持ち・・・・。

自分の理想を相手におしつけ、
もっと自分のために尽くしてくれて当然だという思い。
あるいは、放っておいてもらえない苛立ちなど。

その根底にあるのは、激しくて冷たい孤独感です。
人間なのだから、こういった気持ちが知らず知らずの間に
積もり重なるのはしかたのないこと。
なんとかこの部分と折り合って生きていかなくてはなりません。
それは、不満や邪心を抱いているのが相手でも同じこと。
聖人ならぬ生身の人間同士なのだから、こういう部分も認めて向き合い
打開策を見つけていかなければいけません。
たまにはガス抜きをしたり、甘えあう時間を作ったり。
どうしようもなく、はっきりと「これは無理」と思ってしまったら
これ以上悪化する前に、冷却期間を置くのもテです。

 

【正位置】

 

 

自分の満足や勝利をなによりも優先させる。
独占欲、奢り、欲求不満、支配欲を正々堂々と主張する。
自分だけがんばっているのに、とか

自分はもっと大切にされるべき、
パートナーは自分にはふさわしくないのでは、

という不満がくすぶっている。

ひらきなおる。わがままを通す。不正直。
うしろめたさを攻撃に変える。

争ってでも実現させたい欲求。
自分や相手の横暴さや、ダークサイドに直面する。


欲望や不満は、たまりすぎたら一度、

焼畑のように燃やして

次への肥やしにしなくてはならない。


ケガレをみそぎ、リフレッシュする。
そのためにはエネルギーが必要なので、チカラをためる。


この「愛の邪悪さ」は誰の心にもあるものだし、
うまく利用すれば「小悪魔的魅力」のスパイスとして
愛を長持ちさせるために一役買ったりもする。


長い時間をかけて、このてごわい感情を飼いならすつもりで
執着をひとつずつ手放し、こわばった心を開放する。
服を整理する、身の周りのスペースを清めてみる。

 

【逆位置】


・カードそのものの意味が過剰に暴走してバランスがとれない
・カードそのものの意味が欠如していてバランスが取れない

【過剰】

自分やパートナーの悪い部分がふくらみ、苦しむ。
自己顕示欲や、相手を束縛しようとする気持ちが強すぎる。
パートナーの束縛や独占欲に耐えている。
今まで目をそらしていたお互いのダークサイドに直面する。
わかっていても、抑えきれない邪悪な考えに取りつかれる。
心身のデトックスが必要。


【欠乏】


本心を隠す、我慢をして不満をくすぶらせる。
欲望やワガママを素直に表現できない。
相手のことを勘繰りすぎ、いつか自分が捨てられるかもという不安が
ちくちくと二人の関係を悪化させている。
あるいは、相手の方が同じような不安を抱いている。
嫉妬、疑惑、疑問を素直に出せずに体調を崩す。
悪口や不満のはけぐちが必要。攻撃的や抑うつ的な状態を行ったり来たりする。
精神的・肉体的に毒素がたまっていて、理不尽な態度をとる。
口先がうまい。いい子ぶって、あとで憂鬱になる。
手に負えないダークな部分から目を逸らす。
物欲、食欲に逃避する。
 

【対策】

この「愛の邪悪さ」は誰の心にもあるものだし、
うまく利用すれば「小悪魔的魅力」のスパイスとして
愛を長持ちさせるために一役買ったりもする。
うまく飼いならすため、バランスをとる努力を。

夜ふかしや食物バランスの乱れから、身体的・精神的に不安定になる。
ツボ押しやマッサージ、カラオケなどで乱れた気分を発散させる。
たまには罪悪感なしに、安楽さや快楽、豪華な雰囲気に身をゆだねてみる。

【出会いを探している方】

 

欲深く、理想が高すぎて出会いを取り逃す。
策略や小細工をしすぎて、うとましがられる。

逆に、口がうまかったりテクニックにたけた相手の魅力に負ける 。
頭でっかちになってしまい、素直にふるまえない。
近づいてくる相手が不誠実なのではないかと疑いすぎる。


この時期、バイオリズムが乱れていますので
重要な判断を下すなら、慎重に。
一度、やみくもに出会いを探すのをお休みして一人を楽しんだり
お友達との時間を楽しめるようになって落ち着いたら、
次のチャンスに向かっていきましょう。

 

カードの解説・もくじに戻る

 

c13_R.jpg
bottom of page